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母からの宿題

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スタジオクラス、今日から7月lessonスタートしました♡

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さて、17年越しで同級生を訪ねる香川旅行から始まった6月・・・、旅紀行を綴ろうと思いながら、6月も終わってしまった~汗汗汗 面白エピソードがたくさんあるのに~笑笑

6月は、母の命日もあり、私の中で母が亡くなった年から特別な月になっています。

今年の6月22日の朝空 曇りでした

母の気配を感じるというのもありますが、「生きること」について、少しマジメに考える月でもある。

母の人生について、これまでにも過去blogで綴ってきていますが、母の人生(特に結婚後の人生)そのものが、「生きること」をまっすぐ受けて立った人生だったように思う。

病気を患う前の母は、努力と高校球児も真っ青なド根性で、すべてを完璧にこなしてきた人でした。

徹夜で仕上げるエピソードは数知れず・・・笑笑。

でも、そんな完徹する自分に酔う(笑)、大らかな超人でした!

でも、いつも、どこか張り詰めていて、

子供心に、「お母さん、心も体も壊れちゃう!!」といつも思っていた。

病気を患ってからは、足の自由が効かなくなり、歩けなくなって、車椅子の生活になりました。

努力とド根性だけでは、どうにもならなくなった。

今まで、どんなことも人並み以上の努力で出来るようにしてきた母にとって、

歩けない自分を受け入れることは、自分の人生を生きること とは思えず、

病室の窓から空を見つめて、「生きること」について、自問自答した日々もあったろうと思います。

でも、詩作に励むようになって、少しずつ原状を受け入れていった母は、

子供心に感じた、ピーンを張り詰めた電線のような危うさは消え、

代わりに触れてもピリピリしない強くて、でも柔らかい芯が備わってきたように思います。

もちろん、現実は、痛みもあるし、病の進行と共に見た目が変化して(プレドニンの投与で、顔がむくみ、スレンダーだった体も太ってしまって・・・)嘆くこともありました。私も悲しかった・・・

余命宣告のようなものは受けてはいませんでしたが、じわじわとその日がやってきたという感じでした。

亡くなる2ヶ月前に、姉が双子の男の子を出産して、そのとき、母は在宅介護でしたが、姉の出産の知らせを聞いて、自ら、入院したいと言い、結果、最後の入院となりました。

母の葬儀が終わり、母の部屋の介護ベットにゴロンと寝ていたとき、ふいに手の届く位置にあった小引き出しを開けたら、きれいに整頓された中に、家族宛のメモが入っていました。ノートの切れ端に、びっしりと書かれたメモ、いわゆる遺言ってやつ?家族以外にも、おばあちゃん(母の母)や、最後まで親身に面倒を見てくれた弟夫婦(私の叔父と叔母)宛ての切れ端もありました。

家族への感謝の気持ちが綴られていて、自分の病気のことについての愚痴、嘆きは綴られていませんでした。最後に、「人生は無常。お父さん、えりちゃん、せっちゃん、ありがとう。」

辞書によると、「無常」とは、この世の中の一切のものは常に生じたり変化したりして、永遠不滅のものはないということ。人生がはかないこと。

この世の全てのものは移り変わっていく。過去の栄光にしがみつかず、起きていない未来に不安にならず、今を生きてね。こんな意味を込めていたのかなあ?

自分の死期が近いことを体で感じていた母は、最後に、「人生とは?」を考える宿題を遺してくれたのかな? 

27年目の6月も、母からの宿題を考える時間を過ごしました。良い時間です(^^) 母の気配を近くで感じます。

生きること、死にゆくこと、を見せてくれた母は、やっぱり、ずっとずっと努力とド根性の人、かないません~

そんなことを思いながら、今日、娘におかず便を送りました!作りながら、私も、努力とド根性のDNAを受け継いでいるに違いないし、娘も受け継いでいるに違いない(と信じたい笑笑)と、思いました!

またもや、長くなってしまった、母の話し。亡くなった人の話しをすると、あの世にいる本人の周りにきれいな花が咲く♡、大好きな某ポットキャスト番組で言っていて、今日は、母の周りにたくさんの花が咲き乱れていることと思います(^^)

6月も、変わりなく通って下さった皆様、ありがとうございました! 7月、スタジオクラス、体験lessonも募集中です!HPトップページの右上三本線、CONTACTより、お気軽にお問い合わせくださいませ(^^)

7月はスタジオオープン、3周年を迎えます♪ そして、私も53周年を迎えます~! 母を追い抜いて、まだまだ頑張るぞ~!!

感謝☆

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