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~流れる~ 父の命日に心寄せて

2021年1月26日、

父親の3回目の命日でした。

こんな透き通る冬の空に、母の元へと旅立っていったのだな・・・

今から、2年前、おそらく、お迎えが近いだろうと、

面会も自由にさせてもらえるようになり、

いざ、その時には、県外で働いている孫息子一人がスマホ越しでしたが、

父が繋げた家族全員で、父の耳元で声をかけてあげ、お別れすることができました。

お葬式も、親しい人に来てもらえ、父が願っていたであろう笑笑、お葬式もできた。

今の世の状況を思うと、

いい時に逝きました。

時は流れる

流れて、変化する

この混沌とする世の中も変化しながら流れている

そして、必ず、霧は晴れる

平成から、令和に変わる年に亡くなった父親、

多感な時期に戦争があり、終戦と共に、これまでの正義は悪となって、

おそらく、ただガムシャラに突き進んだ昭和時代、

連れ合いが完治を見込めない病気となり、

明治生まれの気丈な母親が呆けた人となり、

少年時代とは違う苦しさを抱えながら、平成を迎え、

でも、宝物のような4人の孫のじいちゃんとなり、

自分の棺を孫息子3人が担いでくれ、

ドヤ顔の遺影を一番可愛がっていた孫ムスメが胸に抱いてくれ、

その瞬間、世界一しあわせなじいさんになった。

人生は変化しながら、流れていく

透き通った冬の空に手を合わせながら、

父の人生を思う、供養の日となりました。

合掌

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